
お子様の歯ぐきが腫れたときの判断基準
お子様の歯ぐきの腫れで受診するかどうかは、様子を見る日数だけでなく、痛みの有無や食べ方・全身の変化から判断することが基本です。「2〜3日様子を見る」という目安もありますが、腫れが広がる、膿が出る、熱があるといった変化が見られるときは日数を待たずに相談してください。お子様が歯科医院を怖がって「痛くない」と答える場合でも、片側だけで噛んでいないかなど生活の中でのサインが手がかりになります。この記事では、生え変わりやむし歯の炎症など原因ごとの見分け方、家庭での記録とケアの方法、予約時の伝え方までを整理します。
この記事の要点まとめ
- いつ歯医者さんに行くかは「2〜3日」の目安だけで決めず、腫れがどう広がるか、熱があるか、食べることやねむりに変わりがないかを見て考える。
- 生え変わり、歯肉炎、むし歯の炎症など、原因によって様子がちがい、膿や白いできものがあれば歯医者さんに相談する。
- 気づいた日時や写真、体温、食べ方を書きとめ、家ではやさしくケアする。予約のときに、症状や歯医者さんが苦手なことも伝える。
- 子供の歯ぐきの腫れは何日様子を見てよい?受診目安は日数より変化で判断
- 生え変わり・歯肉炎・むし歯の炎症、子供の歯ぐきの腫れはどう見分ける?
- 受診までの間、家庭では何を記録し、どうケアすればよい?
- 歯科を怖がる子供の受診は、どう伝えて相談すればよい?
- よくある質問
- 参考文献
- 監修
子供の歯ぐきの腫れは何日様子を見てよい?受診目安は日数より変化で判断

お子様の歯ぐきの腫れは、「2〜3日様子を見る」という日数の目安だけで決めないことが大切です。腫れの広がり方や、毎日のくらしへの影響から、いつ受診するかを考えてください。本人が痛いと言わなくても、食事やねむりの様子が変わっていれば、早めに相談しましょう。
「2〜3日で引かなければ相談」は目安で、悪化があれば日数を待たない
一般的に「2〜3日様子を見て引かなければ受診」と言われることがありますが、これは症状が落ち着いている場合に限った目安です。歯ぐきが腫れる原因には、歯の生え変わりに伴う一時的なものから、歯垢(プラーク)による歯肉炎、むし歯の進行による根の先の炎症まで複数の要因があり、それぞれ経過が異なります。
歯垢がたまり続けて起こる歯肉炎は、歯ぐきが赤く腫れて血が出やすくなる炎症で、早い段階なら元の健康な状態に戻りやすいものです。ただし、なりやすい人ではそのままにしておくと、歯を支える歯ぐきや骨にまで炎症が進むことがあります1。また、腫れが日ごとに大きくなる、範囲が広がる、膿が出る、発熱を伴うといった変化がある場合は、2〜3日を待たずに歯科医院へ相談してください。
「痛くない」と言うお子様でも確認したい食べ方・眠り方の変化
以前の受診で泣いてしまった経験などから歯科医院に苦手意識があるお子様は、本当は違和感や痛みがあっても「痛くない」「行かない」と答えることがあります。そのため、お子様の言葉だけでなく、普段の行動に変化がないかを観察することが手がかりになります。
たとえば、朝食や夕食のときに片側の歯だけで噛んでいる、硬い食べ物や熱い・冷たい飲み物を避ける、食事のスピードが遅くなり量が減るといった変化は、噛んだときの痛みをかばっているサインかもしれません。さらに、仕上げ磨きで特定の場所を触られるのを嫌がる、無意識に頬やあごを触る、夜中に目を覚ます、口臭がいつもより強く感じられるといった様子にも気をつけてください。こうした様子が見られる場合は、痛みを隠しているうちに炎症が進んでいる可能性を考えて受診を検討しましょう。
勤務を調整して当日相談したい状態・日を決めて予約すればよい状態・救急を優先する状態
お仕事の調整や下のお子様の預け先の手配が必要かどうかは、腫れの広がり方と全身の症状を3つの段階に分けて整理すると判断しやすくなります。
| 相談の緊急度 | 主な症状・お子様の様子 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 救急相談を優先 | 息苦しさ、唾液や水分を飲み込めない、口が開きにくい、顔や目の下・あごの下まで腫れている、高熱でぐったりしている | 通常の歯科予約を待たず、小児救急電話相談(#8000)や救急外来へ連絡する |
| 当日〜翌日に歯科へ相談 | 歯ぐきから膿が出ている・白いできものがある、微熱や発熱を伴う、昨日より腫れが広がっている、噛むと痛がり食事量が減っている | 勤務の交代や預け先を調整し、早めに歯科医院へ電話して当日〜翌日の受診を相談する |
| 診療時間内に予約して相談 | 腫れが小さく昨日から変化がない、食事や睡眠に支障がない、抜けそうな乳歯や生えかけの歯の周りだけに限られている | 家庭で変化を記録しながら、都合のつく診療時間内に予約を組んで受診する |
息がしにくい、飲み込みにくいときや、顔全体まで腫れが広がっているときは、のどや体全体への影響を考えて、まず救急で診てもらうことが大切です。一方で、体の様子が落ち着いていて、ごはんもしっかり食べられている小さな腫れであれば、まずお電話で様子を伝えてください。そのうえで、むりのない日に予約をとって相談できます。
ポイント
「何日待つか」という日数よりも、顔やあごへの腫れの広がり、発熱、片側噛みなどの生活上の変化があるかどうかで受診の優先度を判断してください。
生え変わり・歯肉炎・むし歯の炎症、子供の歯ぐきの腫れはどう見分ける?
腫れている場所や見た目の特徴、一緒に出ている症状を組み合わせることで、原因のおおよその見当をつけることができます。ただし、歯の根の状態や骨の中の炎症は外からは見えないため、最終的な判断には歯科医院でのレントゲン撮影などの検査が必要です。
抜けそうな乳歯や生えかけの永久歯の周りだけが腫れる場合
乳歯がぐらついて抜けそうな時期や、6歳前後に奥歯(第一大臼歯)が生え始める時期には、歯の周りの歯ぐきが一時的に腫れることがあります。歯が生えるときに、歯にかぶさった歯ぐきが炎症を起こすものは「萌出性歯肉炎(ほうしゅつせいしにくえん:歯が生えるときに起こる歯ぐきの炎症)」と呼ばれます2。生えかけの歯は背が低く、歯ぐきが一部かぶさった状態になるため、その隙間に汚れがたまって赤く腫れたり、噛んだときに軽い違和感が出たりするのが特徴です。
多くの場合、やわらかい歯ブラシで周囲を優しく磨いて清潔を保ち、歯がしっかり生えそろってくると自然に落ち着いていきます。しかし、腫れが周囲の歯ぐきや頬まで広がる場合や、膿が出る、熱が出るといった症状を伴う場合は、生え変わりだけでは説明できない強い炎症が起きている可能性があるため、歯科医院へ相談してください。
歯と歯ぐきの境目が赤く腫れ、仕上げ磨きで出血する場合(歯肉炎)
歯と歯ぐきの境目が赤みを帯びて丸く膨らみ、仕上げ磨きのときに歯ブラシに血がつくような場合は、歯垢がたまって起こる「歯肉炎」が疑われます。歯肉炎は、歯の表面に残った細菌の塊(バイオフィルム)によって歯ぐきに赤みや腫れ、出血しやすさが生じる状態ですが、適切なブラッシングで歯垢を取り除くことで改善が期待できます3。
お子様の場合、生え変わりで歯並びが凸凹している場所や、矯正装置の周り、あるいは口呼吸の習慣があって前歯の歯ぐきが乾燥しやすい場合に、汚れが残って腫れやすくなります。出血を見ると驚いて歯磨きを控えてしまいがちですが、磨かずに汚れが残るとさらに炎症が続くため、毛先のやわらかい歯ブラシで優しく汚れを落とすケアが必要です。
奥歯の歯ぐきを押すと痛い・白いできものがある場合はむし歯の炎症を疑う
奥歯の歯ぐきを指で軽く押したときに痛がる場合や、歯ぐきにぷつっとした白いできもの(膨らみ)がある場合は、むし歯の進行による根の先の炎症を疑います。乳歯のむし歯が深くなり、歯の神経(歯髄)や根の先にまで細菌が入りこむと、骨の中に膿がたまって歯ぐきが腫れることがあります。このとき歯ぐきにできる、膿が外へ出てくる穴が「フィステル」と呼ばれ、白い膨らみのように見えます。
この白いできものから膿が出ると、内部の圧力が下がって痛みが和らぐため、「痛くなくなったから治った」と誤解されやすい点に注意が必要です。痛みが少ないと、口内炎などと思い込んでそのままにしてしまうことも少なくありません。
しかし、根の先に原因が残っていれば再び腫れを繰り返し、すぐ下に控えている永久歯の成長に影響を及ぼすこともあります。痛みが落ち着いていても、白いできものを見つけたときは歯科医院で確認を受けましょう。
発熱と同時に歯ぐき全体が腫れ、口内炎が多発する場合
3歳前後などの小さなお子様で、特定の歯の周りだけでなくお口全体の歯ぐきが赤く腫れる場合は、ウイルス感染による「歯肉口内炎(しにくこうないえん)」の可能性があります。単純ヘルペスウイルスに初めてかかったときに見られることがある病気です。4〜5日ほど熱が続き、口の中にたくさんの口内炎ができたり、歯ぐきが腫れて血が出たり、口のまわりに水ぶくれができたりします4。
この状態ではお口の中がとても痛く、食事だけでなくお茶や水も飲めなくなって、体の水分が足りずにぐったりすることがあります。熱やだるさが強いときや、水分がとれていないときは、歯科医院よりも先に小児科を受診して体全体の様子をみてもらいましょう。治療の進め方やお薬は、お子様の年齢や体の状態をみて医師が決めます。
受診までの間、家庭では何を記録し、どうケアすればよい?

歯科医院に行くまでの間は、腫れに気づいた日時や見た目の変わり方、体温、食事の様子をメモしておきましょう。診察のときにこれまでの様子が伝わりやすくなり、原因を見きわめる手がかりになります。家では腫れたところを強くさわらず、やわらかい食事とやさしい歯みがきでお口の中をきれいに保ってください。
発見日時・写真・体温・食べ方を毎日同じ条件で残す記録のつけ方
お口の中の腫れは、歯科医院を受診するころには一時的に引いていることがあります。また、お子様が緊張して診察室でうまくお口を開けられないこともあるため、スマートフォンのメモやカメラを使った記録が役立ちます。
- 最初に気づいた日時と場所:昨日の夜の仕上げ磨き時など、いつ・上下左右のどの歯の周りで気づいたかをメモします。
- 腫れの大きさと変化の速さ:米粒くらい、小豆くらいなど身近なもので大きさを例え、翌朝にかけて広がっているかを記録します。
- お口の中の写真:1日1〜2回、室内の同じ照明の下で、できるだけ同じ角度から撮影しておきます。
- 膿や出血の有無:白いできものがあるか、歯磨きのときに出血や膿が見られたかを残します。
- 体温と生活の様子:朝晩の体温、食事や水分が普段通りとれているか、片側だけで噛んでいないか、夜間に起きなかったかを書き留めます。
これらのメモや写真は、受診時にそのまま歯科医師やスタッフに見せるだけで状況が伝わるため、落ち着いて相談するための材料になります。
食べやすいもの・避けたいもの、仕上げ磨きと冷やし方の工夫
歯ぐきが腫れているときは、患部に食べ物が当たったり強い刺激が加わったりすると痛みが出やすくなります。食事は、おかゆや柔らかく煮たうどん、豆腐、茶わん蒸し、ゼリーやヨーグルトなど、あまり噛まずに飲み込めて温度が極端でないものを選ぶと、お子様の負担を減らせます。反対に、せんべいなどの硬いもの、キャラメルなど歯にくっつきやすいもの、熱いスープ、酸っぱい果物や辛い味付け、甘い飲み物を長時間だらだら飲むことは避けてください。
仕上げ磨きでは、腫れている場所を完全に避けてしまうと汚れがたまって炎症が長引くため、毛先のやわらかい歯ブラシを使い、力を抜いて優しくなでるように汚れを落とします。もし腫れている部分が熱を持って痛がる場合は、濡らしたタオルや冷却シートを頬の外側から短い時間だけ当てて様子を見ます。氷を直接お口の中に入れたり、長時間冷やし続けたりすると、血の巡りが悪くなり回復を妨げることがあるため控えてください。また、長時間の入浴や激しい運動で体が温まると痛みや腫れが強まることがあるため、シャワーで済ませるなど安静を心がけましょう。
うがい薬や市販薬、膿をつぶすなど自己処置で避けたいこと
歯ぐきの腫れや白いできものが気になっても、指で強く押したり、針などでつぶして膿を出そうとしたりすることは避けてください。手や器具についた細菌が傷口から入り込み、かえって感染を広げて腫れを悪化させるおそれがあります。
クロルヘキシジンなどを含む洗口液(うがい薬)は、歯肉炎や歯垢をおさえる手助けとして使われることがあります15。ただし、こうした効果を調べた研究は海外のものです。また、洗口液はそれだけで歯垢を落とせるものではなく、歯ブラシでのそうじを助けるものです3。
お子様の年齢やブクブクうがいが上手にできるかによっても使える製品が限られるため、自分で判断して使うのは控えましょう。市販の鎮痛薬(痛み止め)についても、一時的に痛みが隠れることで受診のタイミングを逃してしまうことがあるため、使用する場合は小児用であることを確認し、医師や薬剤師に相談したうえで判断してください。
ポイント
家庭では患部を押したりつぶしたりせず、同じ条件で撮影した写真と体温・食べ方のメモを残して受診時に共有しましょう。
歯科を怖がる子供の受診は、どう伝えて相談すればよい?
お子様が歯科医院を怖がる場合は、予約の電話で症状と一緒に「以前の受診で泣いた経験がある」といった事情を伝えておくと、当日の対応を相談しやすくなります。初診はまず現在のお口の状態を確認することが中心となるため、その日のうちに無理に処置を進める必要はありません。
予約の電話で伝えたいことと、受診時の持ち物
予約をとる際は、緊急度を判断するための症状と、お子様の気持ちへの配慮をお願いしたい旨の両方を伝えておくとスムーズです。お電話では、お子様の年齢、腫れに気づいた日時と場所、昨日からの変化(広がり・膿・発熱の有無)、食事や睡眠への影響をお伝えください。あわせて、「歯科医院を怖がっている」「下のお子様を連れて行く予定である」といったご家庭の状況も遠慮なくお知らせください。
受診のときは、マイナ保険証または資格確認書と、お住まいの市町村から届いた子ども医療費の受給者証を持っていきます。あわせて、母子手帳(とくに小学校に入る前のお子様)、お薬手帳、家でつけたメモやスマートフォンの写真も用意しましょう。歯ぐきの腫れを調べることや、むし歯・歯肉炎の治療は、ふつうは健康保険と子どもの医療費の助けが使えますが、使える年れいや窓口で払うお金は市町村や歯科医院によってちがいます。
初診で行う問診・お口の確認・レントゲンと、その日に決めなくてよいこと
初めての受診や久しぶりの受診では、まず「今お口の中がどのような状態なのか」をきちんと知ることから始まります。ご家庭での記録をもとに問診を行い、お口の中を明るい光や拡大鏡などで直接見て確認し、必要に応じてレントゲン撮影を行って、歯の根の周りや下に控える永久歯の状態を調べます。
感覚や経験だけに頼るのではなく、実際にお口の中や画像を「見て」原因を確かめることで、生え変わりによる一時的な腫れなのか、歯肉炎やむし歯の炎症なのかを見極めます。強い痛みや大きな膿のたまりがあって応急処置が必要な場合を除き、初回は状態の説明とやさしい清掃やブラッシングの確認にとどめ、今後の治療計画を保護者さまと一緒に相談して決めていく進め方も選べます。また、処置を行う際も中途半端にせず、その日の工程にしっかり区切りをつけて終えることで、何度も通い直す負担を減らす考え方があります。
怖がるお子様への声かけと、笑気麻酔を相談したいときの伝え方
歯科医院を嫌がるお子様に、「痛くないから大丈夫」「見るだけだから何もしないよ」と事実と異なる約束をするのは避けましょう。「歯ぐきがぷくっとしているから、先生に鏡で見てもらおうね」と正直に、短い言葉で伝えることが信頼につながります。また、「言うことを聞かないと歯医者さんに連れて行くよ」といった怖い場所として印象づける声かけは避け、受診できたあとは「お口を開けられて頑張ったね」と具体的に褒めてあげてください。
もし恐怖心や緊張が強く、診察台に座ること自体が難しいお子様には、「笑気麻酔(しょうきますい)」という方法を取り扱っている歯科医院もあります。これは、ほんのり甘い香りのする気体を鼻から吸って、リラックスした状態を目指す方法です。ただし、笑気麻酔はお子様の年齢や体格、鼻づまりの有無、その日の体調や処置内容によって使えるかどうかが異なり、使うときに気をつけることも歯科医師から事前に説明を受けて決めます。
ご希望の場合は、予約時や診察時に「怖がるため、必要に応じた笑気麻酔の相談は可能か」を歯科医師へ確認してください。
熊本県菊陽町のにじの森プラザ内にある当院へ相談するとき
熊本県内で子育てとお仕事を両立しながら通院先を探す際は、お車での通いやすさや、下のお子様を連れて受診できる環境かどうかも事前に確認しておきたい点です。熊本県菊池郡菊陽町のにじの森プラザ内にある当院へお車でお越しの際は、プラザ内の駐車場をご利用いただけます。
また、ごきょうだいを連れての来院や託児のご希望がある場合も、予約のお電話で状況をお知らせいただければ、当日のご案内方法について事前に相談が可能です。お子様の歯ぐきの腫れの様子と、「怖い思いをさせたくない」という保護者さまのお気持ちの両方を大切にしながら、いつ受診するのがよいか、どのようにお口の確認を進めるかを一緒に考えてまいります。まずはお電話などで現在の様子をお聞かせください。
ポイント
予約時には腫れの経過とともに「歯科を怖がっていること」を伝え、初診ではまず現在のお口の状態を確認して今後の進め方を相談しましょう。
よくある質問
Q. 歯ぐきの腫れと一緒にお子様が「歯が浮く感じがする」と言うのはなぜですか?
歯の根の先や周囲の「歯根膜(しこんまく:歯と骨をつなぐ薄い膜)」に炎症が起きると、膜が腫れて厚みを増すため、歯が少し押し上げられたような「歯が浮く」「噛むと先に当たる」という感覚が出ることがあります。むし歯の細菌が根の先に達している場合や、強い力で噛みしめている場合に見られるサインですので、噛んだときの違和感があるときは早めに歯科医院へ相談してください。
Q. 歯ぐきが腫れて受診したとき、レントゲンで歯の根元が白く写るのはどういう意味ですか?
歯科のレントゲン写真では、かたい骨や歯、金属の詰め物などが白くうつります。反対に、炎症で骨がとけている部分や、膿がたまった袋のような場所は、黒っぽい影としてうつるのがふつうです。乳歯の根もとあたりに白く丸いかたまりがうつっている場合は、すぐ下で育っている永久歯の頭の部分(歯冠)が見えていることが多く、黒く抜けた影があるかどうかとあわせて歯科医師が状態をみます。
Q. 3歳の下のお子様も一緒に連れて受診したい場合、事前に確認しておくことはありますか?
ごきょうだいを連れて受診される場合は、予約の電話で下のお子様の年齢と、診療室へ一緒に入るか、託児スペースなどの利用を希望するかを伝えておくと当日の案内がスムーズです。お気に入りのおもちゃや飲み物、オムツなどを持参し、もし下のお子様のお口にも気になる点があれば、同じ日にあわせて確認できるか相談しておくと通院の手間を減らせます。
参考文献
1. James P, Worthington HV, Parnell C et al. Chlorhexidine mouthrinse as an adjunctive treatment for gingival health. The Cochrane database of systematic reviews. 2017. PMID: 28362061 / DOI: 10.1002/14651858.CD008676.pub2
2. 日本小児歯科学会 | 3歳ごろから就学前まで. https://www.jspd.or.jp/question/until_school/
3. ブラッシング – 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020. https://www.jda.or.jp/park/prevent/index08_09.html
4. 単純ヘルペスウイルス感染症|一般の方|公益社団法人 日本小児科学会. https://www.jpeds.or.jp/general/prevention/yobo-kansensho/kansensho03-30.html
5. Karamani I, Kalimeri E, Seremidi K et al. Chlorhexidine Mouthwash for Gingivitis Control in Orthodontic Patients: A Systematic Review and Meta-Analysis. Oral health & preventive dentistry. 2022. PMID: 35762364 / DOI: 10.3290/j.ohpd.b3170043
6. 国立がん研究センター. 口腔がんの原因・症状について. https://www.ncc.go.jp/jp/information/knowledge/oral/001/index.html
・九州大学付属病院にて研修修了。歯周病治療、インプラント治療(再生歯科・インプラントセンター)、口腔外科、全身管理を中心に研修。
・九州大学付属病院歯周病科勤務。歯周病治療、歯内治療を外科処置を中心に行う。ボランティア団体「ふりーでんす福岡」に所属し、国内ボランティア検診やドイツ国際平和村にて活動。
・東京歯科大学元教授・日本顕微鏡歯科学会指導医の中川貫一先生に師事し、歯内治療およびマイクロスコープ治療を研修。
・2013年9月より、にじの森歯科クリニック開業。精密歯科治療、インプラント治療、矯正治療を中心に診療。
・日本口腔インプラント学会
・日本顕微鏡歯科学会
・日本小児歯科学会
・日本糖尿病協会 登録歯科医
・Pacific Endodontic Research Foundation Japan 熊本・福岡
・日本歯科医師会
・熊本県歯科医師会
・菊池郡市歯科医師会 公衆衛生理事
・熊本県歯科医師スタディグループ新樹会 第45代議長
・菊陽町嘱託歯科医師
・武蔵ヶ丘北小学校学校歯科医師
あわせて読みたい関連記事
