インプラントの決断時期
歯を抜いた後の治療方法、悩みますよね。
今回はインプラント治療をご希望された症例です。
もともと左下の奥歯を1本だけ抜歯になり、そこにブリッジをされたそうです。
「ブリッジをするために両隣の歯を大きく削られました。
大きな銀歯になったのに、3年と持たずに支えの歯が折れて、そこも抜歯になりました。
歯が2本なくなって、またブリッジにするか、インプラントにするか、入れ歯にするかと聞かれました。
これ以上歯を失いたくないので、ブリッジは嫌でした。
入れ歯はもっと嫌でした。
インプラントを悩んだけど、なかなか決断できないまま、5年間放置してしまいました。」
ブリッジにしたことで、隣の歯の負担が悪化して、さらに被害が拡大したのですね。
今回は放置期間が約5年間と長く、咬み合わせもずれてしまっていました。
インプラント治療とかみ合わせ治療を並行して行いました。
治療完了してからのご感想は、
「初めからしておけばよかった。」
初めの1本目を失った時にインプラントを決断していれば、それ以上歯を失うことはなかったかもしれません。
これまでの治療に使った時間、お金、心労も、もしかしたら必要なかったかもしれません。
結果論のようにも思えますが、歯科医師の視点からだと、ある程度予測できる未来です。
にじの森歯科クリニックでは治療計画を相談する際には、次のことを気をつけています。
①10年後、20年後、30年後どうなりそうか。
②平均寿命を考えて、何年持たせる治療が必要か。
③将来トラブルが起きた時、できるだけ被害が小さくなる選択肢。
地域に根を張った歯科クリニックとして、
”長期的に安定感のある治療” を特に意識しています。
インプラントについては、随時無料相談を行っています。
検診と同時のご相談でも大丈夫です。
お電話の際に「検診と一緒にインプラントの相談をしてみたい」とお伝え下さい。
にじの森歯科クリニック 096−339−8118