小児矯正のビフォーアフター

今回は小児矯正のビフォーアフターを御覧ください。

よく質問されることに、

「子どもの矯正は大人の歯が生えてきてからがいいですか？」

というのがあります。

私の考えでは、

「大人の矯正は、生えてしまった歯を、成長が終わってしまった顎の大きさにあわせて、がんばって並べる治療」

だから、並べる場所がないので、抜歯することがありますね。

「小児の矯正は、まだ生えてきていない永久歯（大人の歯）が並ぶための場所を作るために、歯並び・顎の大きさを拡大する治療」

ですので、質問への答えは、

「子供さん本人にやる気があれば、すぐに始めましょう！」です。

大人の歯がある程度生えてから始めると、

「生えてしまった大人の歯を並べる」

という工程が増えますので、矯正装置の個数が増える場合がありますしね。

ということで、お子さんの歯並びが気になったら、

まずは歯医者さんに相談して、すぐに家族会議を開きましょう！

さて、症例の写真です。

左がビフォー、右がアフターです。

左では、２番目の歯、３番目の歯（犬歯）が斜めになっていたり、上下が反対に咬んでいたりします。

今回は上顎のみ２個の装置を使って矯正治療を行いました。

治療期間は約１年でした。

治療費は大人の矯正の約１／５くらいでした。

大人になってからの矯正治療の治療期間、治療費は、お察しのとおりです。

ここから先は、簡単な運動訓練だけでさらに歯並びを整えていきます。

装置の使用は終了です。

小児矯正の相談は、まずは虫歯の検診と一緒にしてみることをおすすめします。

お電話での予約の際に、「検診といっしょに歯並びの相談もしたい」とお伝え下さい。

歯並び相談は無料です。

《にじの森歯科クリニック　０９６−３３９−８１１８》