歯内治療のスペシャリストを目指して… PERFーJapan修了
あけましておめでとうございます。
年末からブログの更新頻度が落ちていましたが、実は週末はいつも様々な講習会に参加していて、なかなか落ち着ける時間が取れませんでした。
今年は少しペースを落として、院内に腰を落ち着けたいと考えています。
さて、本日、5ヶ月間にわたって福岡で受講してきたPacific Endodontic Reserch Foundation Japan(PERF-Japan)福岡コースを修了しました。
先だって、サテライトセミナーであるPERF-Japan熊本コースで第1期生として修了しましたが、今回はあらためて、メインコースの福岡コースに参加しました。
神経管治療の基礎から最新トピックスまでを受講し、当院でも頻用している最新NiTiファイルやマイクロスコープ下での外科処置の実習を修了。
最終日では症例発表を行いました。
PERF-Japan主催の中川寛一先生は東京歯科大学歯内治療分野の前教授で、私の前職場での上司でもあります。
4年前に中川先生に出会い、神経治療への苦手意識が完全になくなりました。
今ではマイクロスコープを使うまでになり、ますます神経治療への興味が湧いてきています。
当院では神経治療のやり直し希望やセカンドオピニオンでの受診、紹介が多くなっています。
神経管の治療不可能、抜歯してインプラントにするしかないと言われた、などの場合でも、マイクロスコープを用いることで、歯を保存する可能性を探すことができます。
まずは歯を残すことにチャレンジして、それでもダメなら抜歯してインプラントを選択するのもいいのではないでしょうか。
私は今のところ、そういうふうに考えています。
私自身、神経治療のレベルアップは特に大切な課題だと考えています。
医療技術の向上は上を見ればきりがありませんが、下を見て安心したり、立ち止まってもつまらないと思います。
常に上を向いて、階段を登り続けて行きたいと思います。