小児治療
大切なお子さんのために、また来院したくなる楽しい治療
子供のための治療
子供は「歯医者好きの子」と「歯医者嫌いの子」に極端に分かれるようです。
「歯医者好きの子」にはより歯科を好きになってもらうために、楽しい時間を提供します。
- 楽しいコミュニケーション
- 美味しい歯磨き粉とフッ素塗布、気持ちのいいブラッシング練習
- スピーディで痛みの少ない治療
「歯医者嫌いの子」には、苦手を克服できるよう練習から行い、歯科のイメージ改善を目指します。
- 治療器具をつかったオリエンテーション
- 楽しい歯磨き練習
- 歯科用ドリルを使わない応急処置
歯医者嫌いの子が歯医者好きの子になるような診療を行います。子供たちから「また歯医者に行きたい!」と言ってもらえるような診療を心がけます。
0歳から受診可能です。1〜3歳の未就学児からの受診を特におすすめしています。
にじの森歯科クリニックはお子さんの”かかりつけ医院”を目指します。
※治療が非常に困難なお子さん、治療に非協力的なお子さんは小児歯科専門医に紹介させていただくことがあります。
子供の歯並びチェックと小児矯正
子供さんのお口の発育がどの程度進んでいるか、問題はないのかご存知でしょうか?
小児期の口腔内はめまぐるしく変化します。この頃の発育、歯並び、癖が将来に大きく影響します。プロの目線から、子供さんの発育段階、歯並びの状況、将来予測をします。
子どもの実に40%が叢生(混み合って並びきれない歯並び)と言われています。この原因は単に歯が大きすぎるとか、遺伝だから仕方がないわけではなく、主に生活環境の問題です。他にも出っ歯や反対咬合(上の歯より下の歯が前に出る)などもありますが、必ずそうなった原因があります。
歯科医師の仕事は「歯列不正を発見し、その原因を見つけ出し、診断すること。そして治療方法を提案して、患児とご家族と一緒に治療をすること」だと考えます。
治療方針は子どもの性格、成長発育段階、ご家族の協力度などによって異なります。歯列不正に対しても、生活指導とお口周囲の筋肉訓練で対応できることもあります。積極的な治療が必要であれば、矯正治療をご提案します。
小児の外傷治療
お子さんが元気なことは喜ばしいことですが、元気さが余って怪我をすることがあります。特に顔面周囲に怪我をした場合、お口の中で歯ぐきが切れたり、歯が折れたり、歯が抜けたりすることがあります。特に歯に外傷が加わった場合、早急に適切な治療を行わないと、将来に大きなダメージを残す可能性があります。
お子さんがお口の中に怪我をされたら、まずは保健の先生と相談して迅速に適切な処置のできる歯科(当院に限らず)を受診してください。
【歯が折れたとき、抜けたときの対応】
- 歯の破片があれば、歯の保存液や牛乳に入れて持参します。水道水ではあまり洗わない方がいいです。牛乳がなければ、子どもの口に含ませておきます(咬まないように!)
- 頭を打ったりして意識に異常があれば、歯科よりも救急車や医科を優先してください。
- 歯科医院に電話で救急対応を依頼し、できるだけ速やかに受診してください。
にじの森歯科クリニックでは子どもの外傷の救急対応を行っています。ご予約の患者さんをお待たせする可能性がありますが、ご協力をお願いいたします。
フッ素塗布と歯磨き指導
お子さんへのフッ素塗布を行います。菊陽町のフッ素券や子ども医療券(ご呈示いただけばフッ素塗布無料)にも対応いたしますので、受付へご呈示ください。
フッ素塗布に追加でMIペースト(リン酸カルシウムペースト)塗布も行っています。フッ素塗布と同時に行うことで相乗効果が得られます。味の種類もたくさんありますので、ぜひお試しください。
保険治療にて、奥歯の溝をバリアする「シーラント」をお勧めしています。エアフロー(ごく小さな粉を歯に吹き付けて汚れを落とす機材)で奥歯の溝を清掃し、フッ素が練りこまれているシーラントを充填します。
菊陽町の子供医療券をご提示いただけば無料で治療できます。また、熊本市や合志市などの子ども医療券も、負担金なしでの受診が可能になりました(R2年10月より)。受診の際は保険証・子供医療券を併せてご提出ください。
ただし、これらの予防を行えば虫歯にならないという訳ではありません。お家での毎日の歯磨きが一番大切です。
お子さんへの歯みがき指導だけでなく、お父さんお母さんへの仕上げ磨き指導も行っております。
毎月1回の虫歯予防メンテナンスが保険治療(医療券があれば無料)で受診できます
R2年8月より「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の認定をうけました。これにより、初期虫歯などのリスクを抱えた小児に対して、保険治療で月に1回の予防受診ができる歯科医院となりました。
毎月のフッ素塗布、歯磨き指導、清掃処置、悪い癖を治すための検査とアドバイスを継続して受けていただくことができます。詳しくは受診時にお尋ねください。