女の子の大切な前歯の再治療

ご紹介で来院された10代の女の子の患者さんです。

親御さんがもともと私が担当させていただいた患者さんで、他院で治療していたけど、病院が嫌になって(いろいろあったようです…)1年位治療を中断しているとのこと。

ついに奥歯が食事を噛むと痛くなり、当院へ来院されました。

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初診に近い頃の写真です。

詰め物はがたがた、盛りすぎで、虫歯の取り残しも多くあります。

何より歯茎が真っ赤に炎症を起こし、出血も見られます。

詰め物の段差には10代とは思えないほどの歯石が付着し、レントゲンでは明らかに歯周病が進行していました。

まずは応急的に奥歯の神経治療を数本行いました。

さらに前歯の詰め物の形態を修正し、麻酔下での歯石取りを行い、歯茎の炎症を抑えることを目指しました。

ここからやっと、前歯の治療にとりかかることができます。

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前歯の不適合な詰め物と虫歯を除去した状態です。

はじめの写真と、歯茎の色が全然違っているのがわかると思います。

口の中全体の粘膜が、細菌のせいで真っ赤になっていたのです。

虫歯も大きいですが、顕微鏡を覗きながら、神経を露出させないよう、虫歯を取り残さないよう、丁寧に治療をしました。

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今回はラバーダムを使用。

埋める部分に唾液や血液が入らないように気をつけます。

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詰め終わった状態です。

比較的シャープな形になりました。

じつは、この前歯の治療は年末の診療日ギリギリで行い、なんとかお正月に間に合わせることが出来ました。

年明けの予約日に、「人前で笑うことができるようになりました!」と笑顔でおっしゃっていました。

こちらこそ、治療させていただきありがとうございました!

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