【感染対策強化中】開院8周年!
にじの森歯科クリニックが9年目に突入
おかげさまで、開院8周年を迎えることができました。
従来からの目標であった
・顕微鏡による精密歯科治療
・歯科衛生士を中心とした予防型歯科医院
・小児歯科を虫歯治療を減らして予防と矯正治療でこどもを守る
・地域一番の消毒滅菌設備とシステム
これらを達成することができました。
診療室はもう増やせない最大部屋数になっていますが、私の治療室以外はすべて歯科衛生士のメンテナンス、歯周病治療ルームになっています。
どれだけ私が治療しても、メンテナンスとセルフケアができていないと早々に再発します。
医院として力を入れるべきは再発防止だと考えます。
小児治療は、遠方から患者さんが来られるくらいにご評価いただけているようです。
小児歯科も虫歯の穴埋めだけでは意味がないこと、生活習慣の改善から根本的に見直す必要があることを、保護者の方にわかってもらえることが大切です。
消毒滅菌設備は今年の5月に完全リニューアルを行うことができ、本当に自信を持って器材をご提供することができています。
これに伴って、複数の国家資格保有者に入社していただけました。
きちんとした医院環境に優秀なスタッフが集まってくれることがとてもありがたいです。
新しくお伝えしたい感染対策
まだご報告していない感染対策として、いくつかあげたいと思います。
①滅菌設備のバリデーション掲示
滅菌器(オートクレーブ)はきちんと動作しているか、滅菌能力を発揮しているかを定期的にテストする必要があります。
滅菌した”つもり”になってはいけないのです。
滅菌器の管理マニュアルに基づいて実施します。
受付に結果を掲示しています。
こうやって掲示する方法は、山鹿市の大坂総合歯科様から教えていただきました。
②消毒ガーゼは毎日新品を作製する
このブログの読者の半数は歯科関係者だと思ってますが(笑)、ちゃんとされてますか?
看護師さんを中心に、毎日ガーゼをカストごと滅菌し、消毒ガーゼを作成します。
医科では普通ですよね。
クラスN滅菌器はこのためにしか使っていません。
毎日できたての消毒ガーゼを使用しています!
③ガチャガチャのカプセルやコインの消毒
これも盲点ですね。
コインは超音波洗浄機で消毒します。
カプセルもひとつづつアルコール消毒しています。
④たくさんの使い捨て器具
溜まった唾を吸い取るチューブ(排唾管)、清掃用の回転ブラシ、紙コップなどたくさん使い捨てます。
歯ブラシ、歯間ブラシなどもお持ち帰りいただくか、使ったらその場で廃棄です。
ゴミ袋の数がすごくて、産廃業者さんから廃棄料を倍にさせてくださいと言われました。。。
まだまだお伝えできていないこと
他にもCT術前診断、ラバーダム治療、歯科衛生士による顕微鏡メンテナンス、インプラント治療、マウスピース矯正など、HPにもあまり書いていないことがたくさんあります。
ちょっとずつブログでお伝えしながら、HPにも追加していきたいと思います。
これからもにじの森歯科クリニックをどうぞよろしくお願いいたします!