セラミックの詰め物が上手にできると・・・
他院で治療したセラミックの詰め物があちこち欠けて、作り直して欲しいとのご依頼。
とても多いのですが、セラミックと銀歯の形作りはぜーんぜん違います。
銀歯と同じノリで削ってあるの多すぎ!!(怒)
これはCRやダイレクトボンディングでも同じです。
材料としての物性がぜんぜんちがうんだから、同じでいいはずがなかたい!
セラミックの勘所は、
①削り方 → セラミック単体の強度構造+適合
セラミックは”ねばり”や”遊び”がない、シビアな材料。
②色合わせ → 写真撮って、技工士さんと打ち合わせすること。
書面の指示だけではなかなか合わない。
③セット → 上質なセメント(接着剤)をマニュアル通りに使う。
脱離しないだけでなく、歯と一体化(モノブロック)して高強度化。
くらいは”最低限”考えないといけないです。
もっとあるんですよ!?
だから治療費がかかるんです。
綺麗にできるとこんな感じ。
囲った部分がセラミックです。
いわゆるセラミックインレーです。
まぁ、今回はたまたま上手にできたんですけどね!
にじの森歯科クリニック 096−339−8118