セラミックの詰め物が上手にできると・・・

他院で治療したセラミックの詰め物があちこち欠けて、作り直して欲しいとのご依頼。

とても多いのですが、セラミックと銀歯の形作りはぜーんぜん違います。

銀歯と同じノリで削ってあるの多すぎ!!(怒)

これはCRやダイレクトボンディングでも同じです。

材料としての物性がぜんぜんちがうんだから、同じでいいはずがなかたい!

セラミックの勘所は、

①削り方 → セラミック単体の強度構造+適合
       セラミックは”ねばり”や”遊び”がない、シビアな材料。

②色合わせ → 写真撮って、技工士さんと打ち合わせすること。
        書面の指示だけではなかなか合わない。

③セット → 上質なセメント(接着剤)をマニュアル通りに使う。
       脱離しないだけでなく、歯と一体化(モノブロック)して高強度化。

くらいは”最低限”考えないといけないです。

もっとあるんですよ!?

だから治療費がかかるんです。

PICT1124.jpg

綺麗にできるとこんな感じ。

PICT1124 のコピー

囲った部分がセラミックです。

いわゆるセラミックインレーです。

まぁ、今回はたまたま上手にできたんですけどね!

にじの森歯科クリニック 096−339−8118