マイクロスコープで徹底的に治療する

マイクロスコープ、大活躍中です☆

今回は以前にインプラントをされた患者さんの追加治療です。

他院にて神経をとる治療を受け、治療後から違和感があったが、そんなもんですと言われていたとのこと。

インプラントの為のCTを撮影したときに病変があるのは分かっていました。

インプラントの歯がセットされて、しっかりと食事ができるようになったので、治療に取りかかります。

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まずは銀歯と土台をはずします。

虫歯もありますが、矢印部分の赤いヘドロはなんなんですかね?

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虫歯とヘドロを超音波器具で除去して行きます。

ヘドロの発生源は、太い神経管の中からのようです。

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ピンク色の防腐剤(ガッタパーチャというゴム)が神経管に詰められていますが、矢印部分だけ、どうも詰め方が甘いですね。

ヘドロは溶解した薬剤と組織液、血液が混ざって感染したもののようです(クサい!)

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ちょっと触ると、抜けてきた…

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大まかにきれいにしたところです。

どうも、矢印部分に未発見の神経管(MB2)が潜んでいるようです。

こんな感じで、実際に目で確認しながらどんどんきれいにして行きます。

手探りで山勘でやって、はたしてきれいに治るのでしょうか?