拡大鏡による虫歯治療の実際

いつも虫歯治療の前後しかお伝えできていなかったので、今回はちょっと流れに沿って説明をしてみたいと思います。

上の奥歯の虫歯です。

はじめ

5番目と6番目の歯の間(写真で左から1番目と2番目)に
虫歯が透けて、暗く見ているのが分かりますか?

なじみがないと分かりにくいと思います。

穿孔後

小さく穴を開けます。

中に褐色でボソボソした虫歯が見えます。

これを極小ドリルと極小スプーンで除去していきます。

虫歯の取り残しがないように、検知液で染め出しながら確認します。

除去後

虫歯が除去できました。

隣の歯を傷つけないように、金属板でガードしているところです。

中の雰囲気が変わっているのが分かりますでしょうか。

あとは空気が入らないように堅さの違うコンポジットレジン(強化プラスチック)を少しずつ流し込んで仕上げます。

充填後

完成です。

最小限の穴あけだったので、詰めるもの楽です。

治療後もあんまり分からないと思いますが、いかがでしょうか?

普段からこんな感じで治療を行っています。