保険治療窓口負担金へのポイント付与(朝日新聞)

先日、朝日新聞の一面に「歯科診療所での保険診療窓口負担金の支払いに対し、患者がポイントを貯めてバックを得ることができる医院がある」との記事が載ったそうです。

家電量販店かい(笑)

日本歯科医師会の見解は、おおざっぱに言うと「保険治療は公平でないといけない。国民が公平に保険料を負担しているのだから、一部の人間だけがポイント制等で優遇されるのはおかしい。またそういった歯科医院は利益(患者)誘導をしており、医療機関として不適切。」

日本の保険制度は誰がどこで治療を受けても、同じ負担金。メニューのお品書き(治療できる項目)と値段(負担金)は一律に規定されています。

保険治療に関しては明確なルールがあって、値引きや特別待遇的な操作はしてはいけないんですね。

まぁ、一つの治療をどんなに時間をかけて丁寧に完璧に仕上げても、手抜きでその場しのぎで適当に仕上げても、金額的な評価は同じというのも事実です。

あとはドクターや医療従事者のプライド・倫理観の問題です。

写真やレントゲンを患者さんにお見せしても恥ずかしくない仕事を日頃から意識しています。