感染対策、忘れていませんか?

なんとなーく、世間はコロナも落ち着いてきたかなという感じになってますね。

以前も書きましたが、コロナの有無にかかわらず、歯科医院は感染対策を常に意識しています。

今回は、にじの森歯科クリニックの感染対策を一部ご紹介します。

1)院内3カ所にこっそりたたずむオゾン空気清浄機

よりハイパワーの機種に買い換えました!

ちょっと音がうるさいですが。。

2)患者さんごとに抗菌バリアフィルム交換

患者さんごとに必ず貼り替えます。

山鹿の「大坂総合歯科」さまからご教授いただきました!

大坂総合歯科さまへは見学にまで行きましたが、圏内でもトップレベルの滅菌管理を実践されています。

3)ウォーター/エアーシリンジの患者さんごとの交換

にじの森歯科クリニックは国内有名メーカーの診療ユニットなのですが、この部分はほとんどのメーカーで使い捨て部品の設定がありません。

なので、特注で作製しちゃいました!

さきっちょのプラスチック部分を患者さんごとに使い捨てにできるようになっています。

口の中に入る部分なので、どうしても交換したかった部分です。

実は数年前から装備しています。

ちなみに、右の白いのは口腔内カメラで、こちらも患者さんごとにカバーをして交換しています。

4)毎朝の診療ユニットのウォーターフラッシング

診療ユニット内部の水回路には常に水が溜まっています。

夜間の使用されない時間帯は水の流れが止まっていて、この中で雑菌が繁殖していきます。

まるで寝ている間の口の中みたいですね!

なので、毎朝の診療前に全ての回路の水を出しつくして(フラッシング)、新鮮な水を出せるようにします。

診療ユニットの朝の歯磨きみたいなものです。

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こういう部分は患者さんの目には見えない部分です。

なので、手を抜いたりコスト削減しようと思えばどこまでもできます。

でも、自分たちには見えているので、患者さんのためでもあるけど、自分たちのプライドや医療倫理感のためにもしっかりやらないといけないと考えています。

コロナに関係なく、歯科医院の基礎的な部分と考えます。

次は滅菌室の改装をします!