ついにできるようになった保険の白い被せもの

平成26年4月より、小臼歯(前から4、5番目の歯)に限り、保険治療でも白い被せものが作れるようになりました。

素材はハイブリッドセラミックを使用し、一塊のブロックからCAD/CAMシステムで削りだして作製します。

適切な形態と接着処理をすれば理論上の強度もあり、長持ちしそうです。

難点としては、色の選択肢が少なく、かつ単色しかできません。

自費治療のセラミックのように複数の色を使って美しく天然歯を再現する(レイヤリングテクニック)ことはできません。

しかし、数千円で銀歯を回避できるようになったのは、非常にありがたいことだと思います。

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上の奥歯2本分が今回の保険ハイブリッド冠です。

内部の土台は向かって左が金属、右が強化プラスチックです。

けっこう透明感が強い被せものなので、接着処理剤の色を使い分けることで見た目の雰囲気が自然になるようにコントロールしてみました。

おそらく適当にセットすると、見た目が暗くなったり、早期に破折してくると思います。

我ながら、なかなかいい感じに仕上がったと思います。

いかがでしょうか?

これなら作っても大丈夫だと思ったので、記事にしてみました☆

ちなみに作製する為の認可が必要なので、できない歯科医院もあるかもしれません。